過去何回か塗替えしてあるようですが、かなり大きな面積で剥がれや磨耗で、下地のモルタルが見え、全体的に油が染み込んでいます。更に、アクリルを塗ってある場所があるので、上に塗れる材料が限られてしまいます。
密着が弱い箇所は皮スキ、スクレーパーで剥がします。ここは精密機械、部品がたくさんあるので、ほこりが出たり、ゴミや水が飛び散る機械が使えません。 又、油が付いている場所はまず油を落としてから作業します。
洗剤(脱脂剤)をジョーロでまき、30分程浸透させ、乾いたら再度まき、油分を浮き上がらせます。これを3~4回繰り返しました。広い場所はポリッシャーで、使えない場所はデッキブラシやたわしで汚れを落とします。 仕上げ洗いに高圧洗浄機の回転ブラシを使い、汚い水はワイパーやモップで集めて取る。これを汚れ具合に応じ、2~3回繰り返し、1日かけしっかり洗浄しました。
仕上げ洗いに高圧洗浄機の回転ブラシを使い、汚い水はワイパーやモップで集めて取る。これを汚れ具合に応じ、2~3回繰り返し、1日かけしっかり洗浄しました。
ローラーで塗った後デッキブラシでしごき塗りします。通常、下塗りはプライマーをローラーで塗るだけなのですが、今回はしっかり油が染み込んだ床でした。更に、洗浄した水分が乾燥しきっていません。しっかり洗浄したとはいうものの完全ではありません。ここで普通なら油面プライマーを使うところなのですが、水分が残っているので使えません。油面にも湿潤面にも密着する材料を探したところ、今回使用した材料がありました。このように特殊な材料だけあって、施工方法も特殊なのです。
床用速硬化エポキシパテでクラック、キズなどのへこみを埋めます。色が付くと目立ちます。
写真右は、奥の方が塗装済み。
1回目が乾燥してから(次の日)もう1回同じ事をします。
2015-01-05 18:09:39
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